第2章 学校へ潜入!
「ノア視点」
美香怒ってた……
あんなに怒った美香を見たのは初めてだ
そう考えてるとさっきの女の人が話しかけて来た
「ねぇ?貴方さっきの子とどんな関係なのかしらぁ?」
『えっ?それはご主……』
言おうとしたらキサ達が来て止めた
「えっと……親戚ですよ!」
キサがそう言うと女の子達はキャーキャー言った
「でもぉ?あいつの親戚にしては違くない??」
「だって、あいつ附子だしね?」
その瞬間俺の中で堪忍袋のオが切れた気がした
『おい……お前……今なんて言った?』
「おい、ノアやめろ!」
キサは必死に止める
『何で止めんだよ!!お前は悔しくないのかよ!』
「悔しいけど、今この場で喧嘩したら大変な事になる」
『でも!』
するとキサは小声で言った
「お前はミアとトトと一緒に美香の所に行ってやれ」
そうだ、俺は美香に謝らないと行けないんだ
俺は頷き、ミア達と向かった
「ねえ?ノア?美香がいる場所って分かるの?」
『あ……分かんねぇ……』
俺が考えているとトトが言った
「じ、じゃあ・・また、他の人に聞いてみたらどうかな?」
『そうだな!』
「じゃあ、今回はうちが行くわ」
「えっ?ミアちゃんがやるの?」
「ええそうよ、ノアみたいな奴には任せておけないからね」
『何だと!?さっき俺も商店街で聞いたんだぜ!?』
「だったら、良いじゃない?うち、1度も無いからやってみたくて」
『まあ、それなら良いけどな』
「ええ」
『んじゃあ、聞いてこい』
そう言って、ミアは誰かに聞きに言った
「で、これからどうするの?」
『んーその間ここの休憩室で休もうぜ』
「うん!そうだね」
こうして俺とトトはミアの帰りを待つことにした