第3章 ドタバタ学園生活
『てことは……ノアとナツが私と同じバイトやって、ミアとトトが私と同じ部活、それで家の家事などをキサとヒノがやってくれるって事でいいのかな?』
「うん!」
『でも、それで良いの?』
「うん、話し合った結果だ」
『えっと、部活は美術部なんだけど大丈夫かな?』
「ええ大丈夫よ!」
「うん!大丈夫」
『それで、バイトはうどん屋でやってるの……それも平気?』
「おう!大丈夫だぜ!」
「全然平気っすよ!」
『それで、自宅待機の人達はゴミ出しや料理を作ったりしてもらっても良いかな?』
「大丈夫だ」
「うん」
『それじゃあ、明日入部届けやバイトに行ったりしましょう!』
「うあー!楽しみだな……」
皆は目を輝かせて居た
良いな……あのキラキラした目……
私も昔はそうだった……バイト楽しみだなーとか、部活楽しそうだなーとか……
でも、色々と追い込まれてしまって
何もかも中途半端で結局怒られてしまう……
まあ、本当は1人で何とかしないと行けないんだけどさ……
「 美香大丈夫か? 」
皆が心配そうな顔で私を見た
『ええ、大丈夫!少し考え事をしていただけだから!』
「…無理するなよ?」
『ええ、ありがとう……さてとご飯作ってなかったよね……キサとヒノ手伝ってくれる?』
「ああ……」
「了解ー」
それから数時間たって
何とか料理を作った
「うぁー!魚だ!!美味そう!」
『ちゃんと箸を使って食べようね!』
「おう!」
でも、この人形達が来て少し気が楽になった
何かこんな生活に憧れてたのかもしれない
『ふふ』
「どうしたんだ!? 美香急に笑い出して! 」
『いや、こんな楽しい生活も良いなって思って!』
「良くわかんないが笑ってるならそれでいいよな!」
皆がうなずく
さてと、食べ終わったら
お風呂を沸かして寝よう
こんな生活ずっと続けば良いのにな……
でも、いずれか無くなってしまうそれが怖くて仕方がないな……
私はそんな事を考えながらご飯を食べた