第3章 ドタバタ学園生活
「んじゃあ!俺らも部活って奴をやればいいじゃねーか!」
突然ノアが言い出した
「ちょっとそれは無理があるかも……」
美香は言った
『それはどうしてだ?』
「だって、もし貴方達が人形だって、バレたら……他の人達が大変驚くわ……」
「確かに、うちらはここの世界の事を余り良く分かって無いままこの世界に来てしまったものね」
「じゃあ、少しでも分かるように皆で勉強するっすよ!」
「まあ、今日の所は帰って後で考えよう」
「そうだね」
「そう言えばノア達帰る道は分かる?」
「ああ、ちゃんと分かってる」
「それじゃあ気おつけて帰ってね?」
「うん」
そう言って 美香は部活の場所に行った
『さて、私らも帰るか』
「ああ」
こうして家に帰ってきた
「んで、どうする?」
「そうだねー」
『とにかく、部活をやりたい奴はいるか?』
「俺はやりたいけど…… 美香ってバイトもあるんだろ?? 」
『そうだな……』
「だったらバイトの方も助けてやりたいし……」
「んじゃあ、分かれたらどう?」
『確かにこの人数だしな……』
「じゃあ、2人ずつ分かれたらどうかしら?」
『えっと、部活組と……バイト組と……後は?』
「自宅待機よ」
「ああ、確かに家の管理もしないと行けないのか……」
『まあ、決めるか……何か希望とかある?』
「俺は自宅待機が良い」
『えっと、ヒノは自宅待機っと……他には?』
「うちは部活を手伝いたいわ」
『ミアが部活…後は?』
「んじゃあ、俺とナツがバイトだよな?」
「そうっすね!元気なら結構あるっすから」
『んじゃあ、バイトは決定だな?で、トトはどうする?』
「え、僕?そうだな…」
「トト、うちと部活やったらどうかしら?」
「えっ?」
「そしたら、学校いる時間も長いし林さんと会うのも多くなるんじゃない?」
「確かに!じゃあ僕、部活にする!」
『分かった!じゃあ、私は自宅待機で良いのかな?』
「だな」
『じゃあ、帰ってきたらこの事を 美香に相談してみよう 』
それと同時に玄関が開く音がした
「ただいまー!」
「「お帰りなさい!!」」
「皆で、何話してたの?」
『ああ、実はこの事について話してたんだ』
私はさっきの会話を 美香に話した