第4章 実行
私はいつもよりも早く起きて
キサとヒノをおこした
「ん……今何時なんですか?……」
『6時半よ……』
「もうちょっと寝たい……」
2人は眠そうに言うが自宅組なんだから……
でも、自宅組でも学校は普通にあるのよね……
「うーん……眠い……」
『……分かったわ、朝は寝てて大丈夫よ!
無理に起こしてごめんね……』
やっぱり、朝だけは私がやろう……
私はご飯を作り始めた
『うーん……今日はトースターに目玉焼きでいいかな!』
そして、7時くらいにご飯は出来た
その頃には皆起きてきていた
「「 美香おはよう! 」」
『おはよ!皆!もう、ご飯出来てるよ!』
私が言うと皆は席について
いただきますを言ってからご飯を食べた
「 美香 ……今日はその……起きられなくてごめん」
突然キサが謝った
『うんうん……全然平気だよ!朝は眠いもんね…… 』
「しかし、折角決めたことだ……夜は頑張る……!」
キサは真っ直ぐ私を見て言った
『 ……ありがとう!キサ』
「うん……俺も頑張る……」
『ヒノもありがとうね!』
しばらくしてから私達は支度をして学校に向かった