第5章 気持ちのままに
お昼になりは中庭で友達とご飯を食べているとその中の一人の女子が話し始めた
【ちゃん!今度合コンするんだけどお願い!人数足りなくて・・来てくれない?】
『合コン?』
【そう!他の高校の男の子達とご飯食べるって感じ!居るだけでいいの!・・ダメかな?】
『うーん・・いいよ!居るだけなら』
【よかったー!!これで人数揃った!相手は鳥野高校の私の友達とその他だから問題ないよ!】
『わかった!』
昼食が終わり教室に戻ると及川は席で寝ていた
寝顔がこちらに向いていた為なんとなくジッと見つめていた
(合コンか・・徹君もやったことあるのかな?)
見つめていると及川の目がパチリと開くとは驚き目を逸らしてしまった
及川「、及川さんの寝顔を盗み見だなんてエッチ♪」
『べ別に盗み見なんかじゃないから//ただ・・・』
及川「なに?」
『・・なんでもない!』
及川「フフ、可愛い♪」
『・・可愛くないって言ってるのに』
及川「説得力ナシ!」
(合コンの事徹君に言った方がいいかな?・・でも別に言う必要ない、よね?)
はその日はそのまま帰宅した
部屋に戻ると携帯に及川から連絡が入っていたので折り返しをした
プルルルル・・
及川「もしもし」
『あ、徹君?電話出れなくてごめんね、どうしたの?』
及川「・・ねぇ、明日合コン行くって本当?」
『あ、うん、明美ちゃんから人数足りなくてどうしてもって言われたから行くけど・・なんで知ってるの?』
及川「ちょっと話聞いてさ、・・・なんかショックだった」
ズキン・・
『え?』
及川「いや、なんでもない、俺関係ないもんね!楽しんで彼氏候補探してきなよ~」
”じゃあね”
そのまま電話を切られてしまいは携帯をギュッと握り締めた
『あれ・・なんで泣いてるんだろ、わたし』
頬に伝う涙を拭うとただボーっと天井を眺めた
電話を切った及川は携帯をベットに投げつけた
及川「何言ってんだよ俺・・・」
あんな言い方をしてどーすんだよ、でもは俺の彼女でもない、そんな自分だけの感情で行くなっなんて言えない
及川「あー・・情けな」