第5章 マテールの亡霊
「こんな状況で何するんですか!?」
先輩についていくと辺りが見渡せる平地に来た。建物に囲まれていてAKUMAからは気づかれにくいかもしれない。
「いいから結界装置を用意しろ!!」
「こんなところにいるより建物の中で隠れてた方がいいんじゃないですか!?」
僕はこんなところで死にたくないんだ!!
「耐えろ。もうすぐエクソシストが来てくれる。
この結界装置にこの2人をいれるぞ!急げ!」
最悪だ。この人まさか死んでもイノセンス守るぞ!とか思ってる奴じゃねぇよな・・それだったらついていけねぇぞ・・
とりあえず、ちゃっちゃと結界装置にこの2人ぶち込んで僕達も隠れる事が先決だな・・
「わかりました。」
「エクソシストが来るまでこのイノセンスは絶対守るんだ。」
そーゆー奴じゃんコイツ・・
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