第4章 犬猿の仲
「さて、時間が無いのであらすじを聞いたらすぐ出発して。
詳しい内容は今から渡す資料を行きながら読むように。」
先ほどヨダレを垂らしていたのが嘘のようにキリッとした表情になるコムイさん。
この人の切り替えの早さは、ホント尊敬するわ。
「「・・!!」」
両隣から視線を感じる。
このメンバーで行くのに不満があるんですね。
「・・・・」
あーこの任務あたしも一緒か・・
エクソシスト3人で任務ってえらい大袈裟やなー、まあアレン初任務やししゃーないか。
「え 何ナニ?
もう仲悪くなったのキミら?
でもワガママは聞かないよ。」
ワガママ聞いてよコムイさーん
2人とあたして・・あたし可哀想やで?
「南イタリアで発見されたイノセンスがAKUMAに奪われるかもしれない。早急に敵を破壊しイノセンスを保護してくれ。」
「「了解」」
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