第4章 犬猿の仲
今の状況・・誰か助けてください。
はい・・。
「かんだー
あんま聞かんときーやー・・」
現在、あたしの目の前には超ご機嫌ななめの神田様が座ってらっしゃっています。
昼食時、ピークよりも少し空いた頃に食堂にてあたし達はご飯を食べ進めていた。
そんな時、事件は起こったのです。
「・・・・ッチ
メシ食ってる時に後ろでメソメソ死んだ奴らの追悼されちゃ味がまずくなンだよ。」
ガタッ
あたしから見て正面、神田の真後ろに座っている探索部隊の格好をしている人が、席を勢いよく立ち食堂内に怒号が響き渡る。
「テメェ・・
それが殉職した同志に言うセリフか!!
俺達 探索部隊はお前らエクソシストの下で命懸けでサポートしてやってるのに・・
それを・・それを・・っ
メシがマズくなるだとー!!」
ガタイが良く背の高い探索部隊が神田へと殴りかかる。
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