第3章 大切な人
────アルミン・ラー
現在 黒の教団 食堂
「そんな事があったん・・スね。
でも強いンじゃなかったんスか。」
「バカ。
伯爵相手じゃあ、元帥が出て行っても勝てる保証はねぇんだぞ。
それに・・あの事件から毎日神田さんと鍛錬場にこもって修行してたらしいぜ。」
喋るのに夢中になり、置いていた箸を再び進めだす先輩。
「あの事件からだよなー
探索部隊の連中となれ合わなくなったの。」
「俺は仲良いぞ!!」
ご飯を食べながら自慢気に胸をはる先輩。
「なれ合わなくなる意味がわかんないスね。」
「・・まあ仲良い奴が死んだら悲しくなるからじゃねえの?ここじゃあ任務言って死ぬのも珍しい事じゃねえからさ。」
「・・・・」
日下部 夢 か・・
覚えておこう。
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