第28章 復活したイノセンス
「ひゃははははははぁああ!!」
「はぁああ!!」
空中で風を避けている元帥の後ろに回り込み、杖をおもいっきり振り上げる。
「甘いんだよぉお!!」
ヤバイ!!
防御壁の土壁を!!
あかん!
杖が下についてないし先端への土壁を形成しているままだ。
え?土壁・・?
ドォオン
「ゲホ・・っ」
あれ・・
振り降ろそうとした杖は、柄をもたれてそのまま投げ飛ばされた。
飛ばされる前に微かに見えた自分の前にできた土壁。強度が弱かったのかすぐに破壊されたけど。確かに形成が見えた。
→