第28章 復活したイノセンス

「すっかり直ってんだろ？」




「ん・・？あれ・・！！」


よく杖を見てみると上部にしか付いていなかった水晶玉は下部の方にも付いている。発動前で小さくなっているからすぐにわからなかった。


これって・・本部が襲撃される前にマルコが言ってた・・




「気づいたか？」




「す、すいません勝手に・・」




「すごい・・！！
ありがとうございます・・！！」


形が変わってる・・！！


ネックレスを手にとり、手の平に小さな杖を乗せてじっくりと見てみる。




「夢さんに確認してからの方がいいと思ったんですけど・・」




「夢を驚かそうと思ってな！
この前も即決で決めてたし、どうせ言ったところで改造するって言っただろ？」




さすがリーバー班長。よくわかってはる。


二カッと白い歯が見えるぐらいに笑みを浮かべるリーバー班長とおどおどしているマルコ。




「嬉しい！・・マルコがやってくれたん？」




「リーバー班長や他の先輩方にも手伝ってもらいながら・・ですけど・・」



















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