第3章 大切な人
「目が覚めましたか日下部 夢~っ★
一年間探しましたよ~」
千年公・・!!
そうや・・意識が飛ぶ前に見えたのはコイツの顔。
ノエルは!?
「ッ!!」
辺りを探そうと首を左に向けると同時に、激痛が走る。
「あんまり動かない方がいいと思いますよ~Vv」
血まみれで倒れている女性の姿が目に入る。
探索部隊の格好をしている。
嘘や・・!!嘘やろ・・ノエル!!
「この女は死に「ノ゙エル!!ノエ゙ル!!」
「人が話しているにも関わらず雑音を入れるとは・・駄目な事ですねVvたっぷり可愛がってあげないとVv」
「ノエル!?
おきて・・起きてよノエル!!」
動かない身体を動かそうと力を入れてみる。
食い込んでくる縄に激痛が走る。
ノエルんとこに行かな!!
「うふふふッ
さぁ楽しいパーティーの幕開けですVv」
にぱっと大きな白い歯を見せて笑みを浮かべるとノエルの上にいるAKUMA達へ手で指示を出す。
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