第1章 出会い
「コロス・・コロス」
ドドドドッッ
銃を連射するような音が聞こえた。
もうダメだ。死ぬ!!
「いやあぁあぁ゙」
ギンッッ
すごい金属音が鳴り響いた。
まるで鉄と鉄が正面衝突をしたような衝撃音。
耳が痛い・・。
・・・・耳が痛い?
「あれ・・」
ゆっくりと閉じていた目を開けると目の前には爆発した物体と少年・・と呼ぶにふさわしい背丈をした男の子が刀を持って立っていた。
「ッチ、邪魔だ」
その少年は鋭い目つきでこちらを睨むように見ると、舌打ちと共に呟き、残りの物体を破壊するために走って行った。
カ・・ンダ?
まっ待てよ・・、
神田はもっと背高くて髪長かったはず。
まるで子供バージョンの神田・・?
そっくりや・・
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