第26章 無力
「なにあれ・・」
ゴロンッ
クロス元帥とアレン、リナリーによって破壊されたlevel4からちょうどクロス元帥の足元近くに丸い物が転がった。
あれは・・首だ!!
うそやん・・まだ生きてるん・・!?
「くくく・・くははははっ
いいきにならないでくださいね、ぼくていどをはかいしたくらいで・・おまえたちなんかいつでもほろぼせる。
かつのはわれわれなのだ!」
「ふぇっくしょい」
ドンッ
「おっと、サンプルにするつもりだったのに。」
クロス元帥が転がってきたlevel4の頭をイノセンスで破壊した事によって、これ以上喋る事はなくなった。
「・・・・っ」
お前達なんていつでも滅せる。か。
level4程のAKUMAが・・例えばいきなり10体程攻めてきたとしたら、あたし達はどうなるのだろう。
今まではlevel3までが上限だったのにlevel4が出てきた。じゃあlevel5やlevel6は出てこおへん保証はあるん・・!?
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