第26章 無力

「神田くん！ラビ！夢ちゃん！大丈夫かい！？」


ヘブラスカのところへと続く渡り廊下からこちらへと叫んでいるコムイさん。


ボロボロになっている・・だけど・・無事でよかった・・





「もぉ動けねェ～」



「大丈夫ですっ！」




「テメェは大丈夫じゃねェだろ。」


近くに座り込みながらコムイさんへと返事をするあたし達。神田さんの自然を感じます。




「夢ちゃん、よく頑張ってくれたね。それにすまない、武器のないキミ達を戦わせて・・」



「はぁ？
テメェに謝られる筋合いはねェ。アクマと戦んのが俺の仕事だ。」




「ユウってばマジ男前・・」




「ははは・・っ」


ほっと肩の荷がおりた瞬間だった。
ボロボロの神田とラビ。武器がないにも関わらずあたしの事を守ろうとしてくれた・・


この2人は本当に強いな・・



















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