第26章 無力
「イノセンスこわれちゃいましたー?
くるしんでもらいましょう。ぼく・・ひとがしんでいくさけびごえすきなんですよ♪
あなたのなかまからじゅんばんにころしてさいごにあなたをころしてあげます♪」
「ゴホッ・・ゴホ・・ッ」
口から血が出る。口の中が血生臭い。
イノセンスが壊れた・・
くそ!くそ!くそ!!!!
人差し指を口にそえ、おどけたようにいっているlevel4。神田とラビの方へといき首を掴む。
いやだ!やめて!!
神田!!ラビ!!!
「限界さ・・ッ」
「・・・・ッチ」
「むりょくですねっ。いのせんすをもたないえくそしすとはただのにんげんですからっ♪」
違う・・。
あたしが・・あたしがみんなを守らな!!
パァアアアアッッ
・・っっ!?
あたしの大破したイノセンスの水晶玉の割れたガラスが床に散らばっている。そこから溢れ出る眩い光。
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