第25章 最強の聖職者
────アレン・ウォーカー
元帥達の加勢によりAKUMA達はすごい勢いで破壊されていく。僕は壁に貼り付けにされているブックマンと、ブックマンを結界装置で守っているリーバー班長達のもとへ。
ドンッ
「アレン!!」
「ゲホッゲホッゴホッゴホッ」
「大丈夫ですか!?」
破壊されていくAKUMA達の残骸から溢れ出ている大量の死臭(ガス)。充満していて辺りが見えない。
壁から解放されたブックマンと、リーバー班長他研究員数名がこの場に居る。
「口に何か当てて息をせい。このガスは体に毒じゃ。」
キュイイン
左眼が微弱だけど反応してる・・?
まだ生きてるアクマがいるのか、どこだ・・?
弱くてよくわからない。
「リーバーさん達はガスの届かない上の階へ退避を。」
「いや・・オレはいい・・ゴホッ
みんなは上がってろ。」
「班長」
「リーバーさん!?」
何故・・?こんなガスのところに居たら・・
咳の音が普通じゃないし少なからず体内に入っている。
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