第23章 取り戻した日常
「あ・・でもそんな・・イノセンスを改造なんて僕はした事がないので・・あの僕には無理「ありがとう!!」
「え・・?」
「ぜひお願いします!」
もしそれが実現すればあたしのレベルが一気に上がる気がする。これまでできなかった技の混合とかも実現するんかもしれん。
あたしはイノセンスを首から外そうとネックレスに手をかけた。
「でもなー夢、改造した後はシンクロ率がほぼ間違いなく下がる。成功するかもわかんねぇ。無理だと判断した場合は中止する。」
「わかりました。
あ、でもいま生成工場の卵(プラントのたまご)の事で忙しいかな「ゔあぁああああ!!」
生成工場の卵の事で今は忙しいから後の方がいいかな?とか思いながらイノセンスを渡そうとした時だった。
怒号にも近い叫び声が聞こえた後、第5研究所の悲劇が始まった。
→あとがき