第23章 取り戻した日常

「え！すっすぐ行きます！！」


誰かと喋っていた様子の人物は、話を切り上げこちらに走ってきた。




「あれ・・」




「こんにちは！覚えていますか？マルコ・ポーロです！」




はぁはぁと息を切らしながらこちらへ走ってくると、にこっと笑みを浮かべている。
もちろん白衣を着ている科学班だ。




「あれ！久しぶり！科学班になったん？」


確かアレンと初めていった任務の土翁とマリアの任務の時の探索部隊やった・・


探索部隊から科学班になれるんや。




「そうなんです。リーバー班長に科学班に入りたい意思を伝えたら、試験をしていただいて無事に通ったんです！」



「コイツはビビりだが、考える能力結構あるんだぜ？
ほら、前言ってたやつ伝えてやれよ。」




「あ・・っいや・・でも・・」















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