第23章 取り戻した日常
「お待たせー」
「久しぶりねっラビ!アレンくん!」
「お、お邪魔します。」
「久々さー!さっ座って座ってー!!」
空いている席にどうぞどうぞと身振り手振りでエスコート。レディーは大事に、が俺のモットーさ!
「せんきゅー!」
「げ・・っ
誰1人として主食じゃないんさー・・」
席に座った3人が置いた料理を見て驚愕。
いきなりデザートとか意味わかんねぇさ!
パフェにチョコレートのケーキに洋梨のシフォンケーキみたいな物が並んでいる・・
「最近全く甘いもん食べてなかったからデザート不足なのーっ」
「ラビはお肉ばかりじゃない~」
「お、おいしいから・・」
「昼は肉に決まってるんさ!なーアレンー?」
「そぉれるねっ」
もう食べ終わった食器を横におき、肘をつきながらみんなが食べるのを見ている。
俺の問いかけにも食べるのに必死に答えてくる。まだそんな食べてんのかよ。
「はじめまして。」
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