第22章 真実の愛

「かんだ・・だいすきやで・・ッ」




「あぁ・・俺も愛してる。」




不思議だな。
普段なら絶対に言えない言葉や、聞けない言葉がこんな時はさらっと実現してしまう。


こんな言葉を言っている神田を誰が想像できるのだろう・・あたしの独り占めなんだ・・




「ンン・・ッ」


だんだん行為は進んで行く。
唇と唇が重なり合いながらも胸を触ってくる。


神田に消してほしいんだ。
まだ思いだせるあの時の感覚を・・




「ンン・・は・・ッ」


上着と下着をまくられ胸に吸い付いてくる神田。




「ハ・・ッ
さっきまで疲れたから帰るとか言ってたくせに、感じてんじゃねェよ。」




「い・・言うなぁ・・ッ」


ワザと。
あたしが恥ずかしくなるような言葉を言ってくる。ホンマに意地悪・・




「まっいいケド」




「あ・・ッッ」


下に手が伸びるとビクッと反応してしまった。
あの時、無理矢理入れられた指。


張り裂けてしまうのではないかと思うくらいの激痛だった。もうあんな思いはしたくない・・



















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