第21章 帰還
「おぉ夢!
見ない間に大人の女になったなァ~」
「クロス元帥!
覚えててくれたんですか!」
クロス元帥の元へと駆け寄る。
相変わらず背が高くてダンディーだなー
きっと忘れられているもんだと思っていた。
なんせ出会ったのは4年とちょっと前だから。
「綺麗な女を忘れるわけねェだろ。
どうだ、今日俺の部屋へ来いよ。」
さっとあたしの手をとり、片手を顎に添えてくる。
目の前に元帥の顔・・どんどん近づいてくる。
「師匠・・!!」
「だめだめさぁ!」
「女ったらし・・」
「あは・・っあははは~」
男三人によってあたしと元帥に距離ができる。
あ、部屋に来いって・・そういう事・・?
だったとしたら恥ずかしいのでとりあえず笑って誤魔化しとこう!!
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