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聖職者ノ宴【D.Gray-man】

第19章 終わらない地獄




くらくらする頭とロウによってボロボロになった身体、そして露にされた下半身に広がる違和感。


ソファーの横にボロボロになった状態で捨てられた団服。


・・せっかく作ってもらったのに・・ごめんジョニー。




「ぐ・・ッ」


歩く度に身体の至るところが痛む。
窓側の方へ行き、カーテンを引きちぎり腰に巻く。


パンツなくて気持ち悪すぎる・・
スースーするし・・どうしよう・・




「・・・・ッ」


窓の外を確認すると真下の広がる建物がどんどんこの建物を中心に消滅していっている。


ここは・・もしかして塔の上なのか?
確か、アレン達とティキ達の決戦も塔の上であったはず。


急いでこの部屋を出ないと・・




「これ・・使えるかな・・」


ビリビリになっている団服の下から出てきたパンツを結び履いてみた。
違和感がありちょっと小さくなったけど、ないよりマシだ。




痛む身体を無理矢理起こしドアの方へと向かう。


みんなの元へ帰りたい。
みんな無事でおって・・




















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