第19章 終わらない地獄
────ティキ・ミック
「出口ならあるよ。」
お嬢ちゃんをロードに預けてから、千年公のシナリオ通りに方舟の中へ来たエクソシスト達を出迎えた。
ロードがお嬢ちゃんと遊びたいってうるさかったからな・・エスカレートして殺してなきゃいいけど。
「お前は・・」
もう1人のハートの可能性がある女の子とその仲間達。
その中には俺が殺したと思っていたイカサマ少年も紛れていた。
「てめぇ!夢をどこに連れてったんさ!」
ドォオオン
方舟の崩壊はどんどん進んでいる。
俺たちがいま立っている足場も崩壊しつつある。
「あ〜あのコ。
あのコ・・いま俺たちの玩具になってるから。壊されたくなかったら早く助けてあげな?かなりキツイと思うよ。精神的にと肉体的にも。」
大きな小槌を握っている眼帯くんが叫んでいる。
俺が挑発するように言ってやったら、俺を睨んだり何かを叫んでいる奴らもいる。
「テメェエエ!!」
ギンッ
あー、耳痛てー
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