第18章 心の傷
「可愛かったよ。とりあえずやらなきゃいけねェ事あるし場所移動するわ。」
「はぁ・・はぁ・・ッ」
力なく倒れていると、あたしの身体に何かが投げられる。
団服・・?
「服着ろ。今から行くとこ子供居るから。」
身なりを整えるように自分が来ている洋服を直し、煙草をふかしてあたしが服を着るのを待っている様子。
「う・・ッ」
脱がされた服を自分で着る惨めさと恥ずかしさ。全身にだるさを感じながらもゆっくりと手に取り、座りながら足に通していく。
一息つく間もなく、立ち上がるようにと腕を引っ張られる。
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