第18章 心の傷
「おお・・、そんな姿してたらエクソシストじゃなくてただの女だな。」
「うるさい!!」
これでもかと思うくらい睨む。
上半身には長袖の黒いインナー、下半身は黒いタイツのような服を着ている。
「さあて、次は・・こっちだな。」
上半身のインナーが上へと捲られ下着が露わになってしまう。両手で抵抗しようとすると足の裏で踏まれて動けなくされる。
下着の上から、手の平で揉まれる感覚が胸に広がる。
「今からが楽しみなとこだから。
こん中にしまってんのかなァ?確認しねェとな?」
「う・・ッ」
鼻の奥がツンとする。
これは涙が溢れる前兆に起こることだ。
泣くな泣くな泣くな!!
「あれ・・泣いちゃった?その涙そそるね〜」
手を背中に回されブラジャーのホックに手がかかる。
もう嫌だ・・なんで・・?
なんでこんなことされなあかんの??
あれからだいぶ時間経ったよな・・
みんなもうおらんよな・・?
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