第17章 江戸消滅
「おいまさか・・」
「連れてかれた。」
六幻を鞘に入れる。アイツがさっきまで居た屋根の中央部分へと移動する。
「・・・・嘘だろ。」
「・・・・」
さっきまでここに居たのに・・くそ!!
「何の為に連れていったんさ・・?」
「知らねェよ。・・・・?」
中央部分へ来てみると、小さく光を放っている物が落ちている。広いあげ手の平に乗せ確認してみる。
「それは・・夢のイノセンスさ!!」
小さな杖の形をしたイノセンスは首へつける時に使う鎖も一緒についていた。
変なところからちぎれている事から、きっと無理矢理引っ張ったのか・・何かの衝撃で引きちぎれたのか・・
「故意に置いてった感じがするさねー・・」
「ッチ」
そのイノセンスをズボンのポケットの中へとしまった。
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