第17章 江戸消滅
「神田!!」
「なにやってンだお前は。」
両腕を後ろに回されている。
あのノアに固定されてんだろうな。あれじゃあイノセンスが使えねェ。
俺らはそこが難点だな・・だからといって寄生型になりたいわけではないが。
「それはコイツに聞いてよ!!
好きでココおるんちゃうわアホ!!」
「あ、俺の事?」
「コイツやった後に相手してやるよ。」
目の前に居る巨漢ノアに六幻を構える。
1対1でやれるなら好都合だ。
「お前・・俺に勝てると思ってんのか?」
「当たり前だ。」
ゾクッ
走りだそうとした瞬間、先ほどの殺気と似た空気が中央部分から伝わってきた。
「お待たせしましたVv
向こうはもう大丈夫ですVv行きますよVv」
「今からがいいところなんだ、待ってくれ。」
「ダメです。
もう時間がありませんVv
ティキポンも行きますよVv」
「はいよー。」
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