第17章 江戸消滅
「戦えるんだなお前。
何度かAKUMA共に紛れて来てたのは知ってたが、いつもただオレ達を見てただけだから戦えないのかと思ったぜ。」
屋根へと降り立つと同時に相打ちになる。
すぐに態勢を立て直し、目の前に居る巨漢ノアと屋根の中央部分にいる天パのノアと夢を確認する。
「ああ。だって・・お前ら4人居ただろう。
一番目は誰を殺ろうかずっと考えてたんだ。」
「ふーん、で決まったのか?」
コイツはただのアホか。
ノアは人間だとの情報だが、目の前に居る奴は人間とはかけ離れたみなりになっている。
上半身はゴツゴツとした巨漢になり、顔の輪郭にはドリルのような角が生えている。
「お前を今、殺れそうだからお前が一番だな!」
「成り行きかよ。」
中央部分に目線をやると動き出す気配のない天パのノア。
見物ってわけか・・
「あーあ。そんな暴れんなよ甘党。
やり過ぎだってー。」
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