第15章 ノアの一族
「ティキポンだけ残ってくださいVv」
「ティキポンご指名だとよ。」
「ティキポンティキポン!」
「ティキ・・ポン・・」
「はぁー・・もうその呼び方やめて下さいって言ってるでしょー。」
千年公に続いてアホ3人が俺の方を向いて楽しそうに真似をして俺を馬鹿にしている。なんでそんな事で盛り上がるんだよ。
めんどくせーなー・・
「どこかで遊んどいて下さいVv」
「はいよー。」
「いくぞいくぞ!」
3人はそのまま入って来た扉へと歩いていく。
千年公は静まり返りニヤッとした笑みを浮かべた。先ほどまでとガラリと雰囲気が変わっている。
こんな感じの雰囲気の時は、なんか企みがあるんたわよなー・・
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