第14章 船上の敵?
「ホンマですか・・?」
「本当だよ。」
「やったぁああああ!!」
この世界は確か仮想19世紀ってなってたはずだから、あたしがおった頃よりも昔。まあ同じ世界ではないと思うけど・・
たーのーしーみー!!
「ね、喜んだでしょ?」
「そうですね。」
「フンッ。」
「え?なに?」
師匠の言葉にマリは微笑みながらあたしを見て、神田は鼻で笑っている。
なになになになに。
このあたしだけ仲間外れの感じ。
もしかしてみんな知ってたな。
だから何の迷いもなく着いて行ってたのか。
「師匠が秘密にしておこうと言ってたんだ。夢の故郷だから喜ぶだろうと。」
「夢の喜ぶ顔が見たくてね!」
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