第14章 船上の敵?
ヤーンの屋敷事件が終わってから数日間は、汽車や徒歩でどこかへ向かっていた。
どこに向かっているのかと誰も聞かない。きっとどこでもいいんだろうな・・師匠について行くって感じか・・
でもでもでもあたしはめっちゃめちゃ気になるんやー!!その国のご飯何食べようとか・・何食べようとか・・何食べようとかを!!考えるのが好きやねん!!
「師匠!」
横を歩いている3人の視線があたしへと向けられる。
「ん?なんだい?」
「あの・・お聞きしたい事があります!」
「改まってどしたの〜?」
「あたし達は・・どこに向かっているんですか?」
教えてくれるのだろうか。そんな不安を抱えながら聞いてみた。
「ん〜・・びっくりさせようと思ってたんだけどね。江戸だよ、江戸。日本だね。」
江戸・・・!?
江戸・・日本!!!!
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