第10章 再会と別れ
「てめェら邪魔だ。下がってろ。
六幻(ムゲン)抜刀 界蟲一幻(カイチュウイチゲン)!!」
真っ先に敵の中へと突っ込んでいく神田。
無数に出現する蟲達が敵を襲っていく。
level1だけだといいなというあたしの思いは届かず、至るところにlevel2の姿が見える。
「じゃじゃーん!どいつもこいつもベルになっちまいなじゃん!
隣人の鐘(チャリティ-・ベル) シュート!」
続いてイノセンスであるベルを蹴り無数の敵に一気に貫通させていく。するとベルのような音が鳴り響き、敵は内部から爆発するよう攻撃するデイシャ。こんなたくさんの敵を前にしても戦闘を楽しめるんだから対したものだわ・・
「聖人ノ詩篇(ノエル・オルガノン)」
探索部隊の前へ立ち守りながら戦闘を開始するのはマリ。両手を合わせるとイノセンスである指輪が反応し線のような細い糸で貫く。
「すごい数・・それなら!
夢ノ杖(ドリーム・ロッド) 鎌鼬(かまいたち)!」
発動させた杖を振り巨大な竜巻を起こす。無数に敵は浮遊しているから、勝手に竜巻に飲まれて破壊されていく。
んーいっぱいおる敵にはこの技もってこいや~ん!
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