第9章 休息
アルミンとの任務から帰還した次の日、新しい出会いがあたしを待っていた。
「あ・・あの・・」
聞き慣れない声に呼び止められ振り返ると、教団内では見かけなかった人物が目の前に立っていた。
「あ・・あなたは・・」
「数日前からこ、こちらでお世話になる事になった・・ミランダ・ロットーです。よろしくお願いします・・」
ミランダ!!出た!!
「はじめまして!
あたしは日下部夢言います!よろしくです!」
お互いに握手を交わす。暗いオーラは漂っているけど、髪の毛に天然なのかパーマがかかりふわふわしている。大人な雰囲気があり可愛らしいな・・
それからは特に事件が起こることなく何週間か過ごした。
ミランダに教団内を案内したり、任務で疲労が貯まっている身体を休めたり、鈍っている身体を動かす為に鍛錬場へ行ったり・・時には任務にも行った。
これはある休日のお話し・・・・
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