第8章 素直な探索部隊
────アルミン・ラー
「遅い・・」
現在10時10分。10時に待ち合わせだから俺は9時45分には着いてずっと待っている。
お互い目立つ服着ているから、見逃す事はないはずだが・・
「ごめんなさーーい!!」
真正面から走ってくるのは目立つ服を着た女。あの服はエクソシストだ・・
「遅れてすいません!待ちました・・よね・・」
「問題ないっす。
今回の任務同行するアルミン・ラーです。よろしくっす。」
息切れをしこちらを向き、両手を合わせて頭を下げている。
近くで見ると俺と同じぐらいの歳だろう、そんな顔立ちをしている。
見たところ荷物を持っていない・・置いてきたのか?
「あ・・あたしは日下部夢です。
よろしくお願いします!」
手を差し出してきたので俺も握手をした。
俺は今回の任務・・少し楽しみにしていた。なんせこの前、食堂で先輩に聞いたエクソシストと同行任務だからな。
どれほどの奴なのかこの目で確かめてやる。
→