第8章 素直な探索部隊
「行けるのかよ?」
「あたし2人みたいにあんま怪我してへんから大丈夫!
・・そろそろ行かなあかんわ。」
もうすぐ10時だ。もう少し一緒に居たいけど向かわないと・・
胸板へと引き寄せられた腕が緩み、神田の顔を覗き込む。
「いーくよー」
そう言って目を瞑り唇を立ててみる。キスしてというあたしなりの戦略だ。
「ブス」
「ぬぁんやとぉお・・ッ」
今度は唇へと引き寄せられ、唇と唇が触れ合う。
「満足か?」
「・・・・ッ」
不意打ち。この言葉がこの人は大好きだなきっと・・
「続きはお前が任務から帰ってきてからだ変態女。」
「だーれが変態やねん!神田のんが変態やん。」
「お前には負ける。」
「ありえんから!あんたのんがスケベの変態男やん。」
「うるせぇな。早く行かないといけないんじゃねェのかよ。」
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