第7章 子守唄を聞かせて
「誰!?」
AKUMAとの戦闘を終わった後、男性のエクソシスト2人は倒れ込んだ。負傷がすごいんだろう。
女性のエクソシストがイノセンスを構え、男性達を守るように立ちこちらを見ている。探索部隊もこちらを見ている。あれは・・トマさんか・・?
ヤバイ・・!!攻撃されたらヤバイ!!
「ぼ・・僕です!!マルコです・・」
覚えてるかな・・そんな疑問を持ちながら出て行った。
「マルコ!!良かった・・」
イノセンスをしまいこちらに近寄ってくる。
それから僕達は、負傷しているエクソシスト2人を抱えて隣町の病院まで運んだ。
「マルコがおってくれて助かった!!
あたしらだけじゃ運べんかったもん・・ありがとう!!」
にっこりほほ笑む彼女の姿が僕の脳裏から離れなくなるのに気付いたのは、彼女と離れてからだった。
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