第7章 子守唄を聞かせて
トマと合流しティムの映像記録を見る。
今回のAKUMAは人の姿と能力を写せる能力を持っているみたいだ。モヤシのイノセンスの位置が左右逆になっているから騙される事はないだろう。
とにかくAKUMAを倒すまでこの人形と共にいるべきだな・・ッチ。AKUMAを取り逃がさなかったらこんな事にはなっていないはずだ。
「とりあえず・・」
人形の方を向くと2人の姿が見えない。
「に”逃げやがった!!
くそ!あいつらどこに・・っ」
「神田殿・・後ろ・・!」
トマの声がしたので後ろを振り向く。そこにはモヤシの姿。いや・・マヌケなAKUMAだ。そんな子供騙しな姿で俺を騙せると思うなよ。
「さ、左右逆・・っ」
「どうやらとんだバカのようだな。」
六幻を背中からとり抜刀する。モヤシの姿をしているAKUMAに向かって六幻を振り降ろす。
「災厄招来!界蟲一幻!
無に還れ!!」
バァン ジュウゥウウ
!!
AKUMAを破壊した。そう確信した瞬間、俺の攻撃は何者かによって阻止された。
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