第6章 土翁と空夜のマリア
アレンが戦っているのか神田が戦っているのか、どちらの戦闘の衝撃かわからないが地響きが伝わってくる。
そろそろあたしも加勢しに行かな!
「あたしはそろそろいくわ!あんた・・名前は?」
「マルコ・ポーロ・・です。」
怪我がすごいな・・。
一緒に連れて行ってもちゃんと守ってあげれるかわからん。
「あたしは日下部夢。
あたしのイノセンスで壁作れんねんけどそん中入っとく?安全やと思うねんけど・・」
「いや、いいです。どこか安全な場所を探します。」
いいのか・・
発動しっぱなしやったら疲れてくるからそっちのんがありがたいかも。
びびってるくせに意外に根性あるんかな。
「わかった・・!終わったら迎えにいくから。」
「はい・・」
「待っといてな!マルコ!」
ドドドドドドドド
激しい地響きと建物の崩壊する音が鳴り響く。
急がないと!!!!
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