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黒子のバスケ 短編集☆彡

第2章 看病 【火神】


情事後…

洗濯を干し終わった俺は

「大丈夫か…?」と

クタッとベッドに横たわるゆりに声をかける。

「ん…久しぶりだったからちょっと腰にきたけど。

洗濯も干してもらっちゃって、ごめんね?」

俺の顔を見てふにゃっと笑うこいつは、

世界で一番かわいいと思った。

「俺はいいって。

こっちこそ無理させて悪かったな…」

指先で頬を撫でてやれば、再びネコのように

目を細めてうっとりするゆり。

「へへ…大我に頭撫でてもらったり、そーやって

ほっぺスリスリされるの、好き…」

まだ気分がふわついているのか、それとも眠いのか、

俺の手に擦り寄ってくるゆりは子供のようだ。

「ずっと一緒にいてね…大我…」

上目遣いで甘えてくるゆりにまた柄にもなく

キュンとしながら、「当たり前だろ」と

一言言って、頬にキスを落とす。

「もう寝るか」と言えば、「手、繋いでもいい?」

と返され、俺は(殺す気かっ!)と内心呟いたものの、

やっぱりいつもどおり断れないわけであって…

その日は固く手を繋いで眠りについた。

(たまには…熱出したりするのも悪くねぇかな)


次の日は火神は男バス部員から、ゆりは

リコからの尋問を受けることになったのは、

また別の話…www


FIN

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