第2章 個性豊かな部員たち
クラス分けでは、はると同じクラスになった。オマケに席も隣。神様、急にどうしたんだ!ま、幸運が続いたからには、楽しませてもらうゾ♪
ガラッ
「みんな席について!ってついてるか。今日から担任の中田だ。よろしく。さて!皆に自己紹介してもらおうか。」
進行速いな。まあその方がいいけど。
「名前と、どこの中学だったかと、何か一言!おまえからだ!」
「は、はいっ!え、高橋智樹です!高倉中学でした!よろしくです!」
「井上佳奈です!~~~~
ひとまず自己紹介終了。
「よし、じゃあ、解散だ!」
〔え?〕
「どっかに仮入部した人は、そこにいってこい!」
え、この高校、毎年こんなんなの?でも早くバレーやりたいから、行くとしよう。
「はる、いこ!」
「そだね。ひとまず、体育館かな!」
私たちは、配られた校内図を見ながら、体育館に向かって、廊下を歩いて行った。