• テキストサイズ

Volleyball!!

第1章 回陽の女バレ


桜の花が舞う、入学式。
私は回陽高校の中を歩いていた。
「入りたい人いませんか~?剣道部~!」
「テニス部は楽しいですよ~!」
大勢の生徒が校庭を行き向かい、勧誘の声が飛び向かう。
私も人に紛れて前を進んでゆく。入りたい部活はもう決まっている。
正門からだいぶ奥の方の木の横に、その部活の看板が見えた。
女子バレー部
なぜか、勧誘の大列には加わっていない。
まあ見つけたのでよしとしよう。
私は女バレの看板があるところに走って行った。二人の先輩がしゃべっていた。それにしても二人の身長差が目立つ。
「すいません。バレー部に入りたいんですけど。」
「お、入りたい?経験者?」赤茶色の髪をした背の高い方が言った。
「はい、中二からバレー始めました。」
「へ~、そうなんだ~。ウチは経験者かつ最初からやる気ある人しか入れない規則があるからね~。」と、朽葉色の髪の背の低い方が言った。
なんか面白い規則。
「じゃあ、これ記入してね~。」
と、紙を渡された。
/ 30ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp