• テキストサイズ

今日の空色

第20章 距離


そういって、桜田さんは教室のドアのほうに指をさした。


ほかのクラスの男子がいた。



「あ、あの人…目立ってるからよく見る…えっと…倉野君、だっけ」


「そう、倉野が佳奈ちゃんをかえたんだー。で、今付き合ってる」


つ、つきあってる!!


「小学校から」


「え!」


すごい!


『ほら~倉野~本城いるぜ~』


『ちょっと!そういうのやめてっていってる…じゃん』


『お~!てれてる~』


『プリント先生にだすの?手伝う』


『『『お~~~!!??』』』


ほわ~~~~~!距離がち、近い!!


さりげなく、プリント持ってる!!


「倉野、積極的だもんね~」

「ほえ~…」


「遠野さんも…あ~…ごめん、茜でいい?」


「あ、…うん!」


茜…!嬉しい!


「わ、私も…その…」


「薫でいいよ」


「うん!か、薫…ちゃん」
/ 176ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp