青春あやまち論anotherstory 【黒子のバスケ】
第6章 神様って
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今日の午後の授業は一切ナシ。
午後の時間全てを使って、神父様のありがたーいお話を聞かなければならない。
ついでに、いつものミサなら講堂で行われるのも、今日は全校ミサのために使っているのは体育館。
この後、私たちバスケ部には片づけが待っている。
「(めんど…)」
分からない英語で話され、そしてその通訳の眠くなる話。
どこが有難いのかもちんぷんかんぷん。
「祈りなさい」
通訳の言葉で、私たち全校生徒は十字を切る。
欠伸を押し殺しながら、私もそれに従った。