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青春あやまち論anotherstory 【黒子のバスケ】

第4章 痛いほど




「ねーコンビニ寄ってかなーい?お菓子なくなっちゃったー」

「紫原はよくそんなにお菓子ばかり食べてられるアルな」


後ろから間延びした声に劉が問いかける。

それに関しては私も同感。

私の友だちなんかにも、「お菓子好き!」って子は何人もいるけど…流石にここまで凄いのは見たことはない。


「何言ってんの、劉ちん」


すると、紫原はキョトンとしたような顔で劉を見つめる。


「お菓子は正義なんだよ」


真顔で劉に言い放った紫原。

は?

お菓子が正義?

んなワケあるか。

真顔で変なこと言うな。


「なるほど…お菓子は日本の正義アルか。勉強になったアル」

「ちょ…劉…」


もうっ紫原の馬鹿!!

劉はスポンジのように教えられたことは何でも吸収しちゃうんだから!

こうして、劉の頭の中に誤った知識が新たにインプットされた。

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