• テキストサイズ

青春あやまち論anotherstory 【黒子のバスケ】

第12章 帰れって




そう思っている内に、私は半ば引きずられつつも劉に連行された。


「あれ?氷室は?」

「紫原を迎えに行ったアル」

「ついに紫原にもお世話係という名の監視役がついたか」

「お前が言うなアル」


部の中では少し浮いた存在だった紫原。

私や劉、福井ちゃんにアゴリラはよく一緒に帰ったりしていたから、そんなことはなかったけど、それでもやっぱり一歩引いた位置に居た。

そんな紫原の面倒を見てくれるのが氷室で、氷室が入部してからは紫原も結構部に馴染んできたご様子。

私に劉がついているのと同様に、紫原にもお守りがついた今日この頃だ。

/ 463ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp