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青春あやまち論anotherstory 【黒子のバスケ】

第11章 うぉー?






翌朝。


「ほらね。やればできるんだよ、私は」


昨日、寮に帰ってから速攻で仮眠を取り、それからはずっと今回の合宿中の練習メニューを組みながら起きていた。

オール達成、第一段階はクリアした。

あとはゆっくり準備して、部室まで道具を取りに行き、集合時間の六時半までに校門へ行けば完璧だ。


「にしても集合六時半って…早すぎでしょ」


合宿の日程は、今日は陽泉のみで練習、明日は他校との合同練習、最終日に練習試合。

特別遠い場所での合宿でもなければ、今日は時間を気にしなければならない練習試合でもない。

なのに、あまりにも集合時間が早すぎる。

まあ…あの雅子ちゃんのことだ。

私に組ませたメニューとは別に何か特別メニューでも組んでいるんだろう。


私は小さなボストンバッグを持って寮を出た。

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