an unexpected happening【銀魂】
第2章 逃げたかった理由
望美『此処と同じように戦争が有って世界中が目まぐるしく時代が流れてて…
ただ、違うのが…』
正直、聞いた話が次元が違いすぎてよくわからなかった
チップを体に埋め込み位に反すればその場で消されるっつー事位は理解したが
望美『変ですよね、こんな事位で悩んで魘されて』
あぁ…コイツはコイツなりに考えて悩んで無理してんだな
土方「んな顔してんじゃねーよ、泣きたいときゃ我慢せずに泣けよ…」
望美『ふふ、土方さんって瞳孔開きっぱなしでも、思ってた通り優しいですね』
土方「あ?瞳孔は関係ねーだろ」
コロコロ変わる表情に調子が狂うじゃねーか
望美「私、江戸に来てから凄く楽しくて、もしまた戻る事になってしまったら、どうしようって思って…」
土方「んな先の事考えてもしかたねーだろ、戻らなきゃいけねーってなったらそん時に考えろ、じゃねーと、潰れるぜ」
俺の言葉で安心したのかまた笑顔になった