an unexpected happening【銀魂】
第2章 逃げたかった理由
望美『じゃあ、潰れそうになったら、土方さんに相談しますね』
土方「そんぐらいなら、いつでも聞いてやるよ」
まだ、コイツの事はよく解らねぇが、何となく気にかけてやらねーとな
タバコを吹かしながら隣に顔を向けるとふいに目が合う
マジマジ見たことは無かったが、年は23~4ぐらいかそんぐらいか、背丈も万事屋ん所の怪力娘と変わらねぇし、なんつーか見た目も守ってやりたくなるタイプ…そりゃ、隊の奴らもチヤホヤもするよな…
なんて考えてたら、
望美『あの…土方さん
タバコ少し貰っても良いですか?』
コイツタバコ吸うのか…意外だな
土方「あぁ」
タバコを一本取り出そうとしたら
今、俺が吸ってる途中のタバコを持つ手を引き寄せ
望美『新しいのじゃなくて、こっちで』
そういって、口を付けた
望美『一口だけ吸いたかったんで』
そう言って笑う顔に少しだけ脈が上がった気がした
コイツはもしかしたら、本当に隠してるだけでSかも知れねぇな