an unexpected happening【銀魂】
第14章 危険な男
高杉「俺の事が解るって事ァ、やっぱりお前ェがあの鬼の副長の女か」
コイツ…私が人違いだったとしても、こんな事したかもしれないって事?
だったら、本当にヤバイ奴なんだ…どうしよ…
望美『うグッ』
考え事をしてると、首に先程の圧迫感が
高杉「オィ、てめェ自分の置かれてる状況が解ってんのか?」
だんだんと強められる力に、体も異変を感じ全身から血の気が引くような感覚になり
望美『や…め…』
やっとの思いで声を出せば、少しだけ力が緩む
高杉「答えろ」
息を吸い込むには充分とは言えないが、答えなければ殺される
望美『そう…よ』
ヒューヒューと鳴る喉から、絞り出すように言えば
首に掛かった手が離れ、代わりに両手を固定さる
払い除けようとしても、窒息状態が長く続いた為、力が入らず
呼吸が乱れたまま、高杉に目を向ければ
高杉「こいつァ…」